「資格を取りたいけど、何を取ればいいかわからない」
そう思って検索しても、おすすめ資格の記事がたくさん出てきて、結局どれにすればいいか余計に迷ってしまう。そんな経験はありませんか?
資格選びで失敗する人の多くは、「何を取るか」から考えてしまっています。正しい順番は「何のために取るか」を先に決めることです。
私自身、会社員をしながら中小企業診断士を取得しました。この記事では、資格選びで失敗しないための考え方と、目的別におすすめの資格を具体的に解説します。
資格選びで失敗する人の共通パターン
「とりあえず人気資格」を選んでしまう
「とりあえず宅建」「とりあえずFP」という選び方をする人は多いです。
人気資格を選ぶこと自体は悪くありません。ただ「なぜその資格なのか」が自分の中で明確になっていないと、勉強が続かなくなります。「人気だから」「求人が多そうだから」という理由だけで選ぶと、モチベーションを維持するのが難しくなります。
難易度と時間対効果を考えずに選んでしまう
「せっかく取るなら難しい資格を」と思って、いきなり難関資格に挑戦する方がいます。
難関資格は取得後の市場価値が高い反面、勉強時間が数百〜数千時間必要なものもあります。仕事・家庭・勉強を両立しながら取得できるか、現実的に考えることが大切です。「取れそうにない資格」より「取れる資格」の方が、当然ながら価値があります。
目的が曖昧なまま勉強を始めてしまう
「なんとなくスキルアップしたい」「将来のために何か取っておきたい」という曖昧な目的で勉強を始めると、途中で「なんのためにやっているんだろう」という気持ちになりやすいです。
私自身の経験からも、目的が明確であるほど勉強は続けやすくなるという実感があります。
資格を選ぶ前に決めるべき「目的」
資格を選ぶ前に、まず「何のために取るか」を決めてください。目的は大きく3つに分けられます。
目的①:転職・年収アップに使いたい
転職市場で評価される資格、特定の職種・業界への転職に役立つ資格を選ぶべきです。
採用担当者が「この資格があれば即戦力になれる」と判断できるような資格が有効です。業界によって評価される資格は異なるため、志望する職種・業界でどの資格が求められているかをリサーチしておきましょう。
目的②:副業・独立の土台にしたい
副業・独立で活かせる資格は、「その資格があることで仕事が取りやすくなる」ものを選ぶのが基本です。
クライアントから見て「この人に頼んでも大丈夫」という信頼の裏付けになる資格が理想です。また、資格があることで単価を上げやすくなるものを選ぶと、副業収入のアップにつながります。
目的③:今の仕事に活かして社内評価を上げたい
転職・副業より先に「今の職場で評価を上げたい」という方には、今の業務に直接活かせる資格を選ぶのがおすすめです。
上司や会社から「この社員はスキルアップへの意欲がある」と評価されやすく、昇進・昇給につながるケースがあります。
目的が決まると選ぶ資格が絞られる
この3つの目的のどれに当てはまるかを決めるだけで、選ぶべき資格の候補が大幅に絞られます。
「転職・年収アップ」「副業・独立」「社内評価アップ」のどれが自分の優先事項かを、まず明確にしてください。
資格選びの3つの基準
目的が決まったら、次は具体的な資格を選ぶための基準です。
基準①:今の本業・経験と接点があるか
まったく未経験の分野の資格より、今の本業の延長線上にある資格の方が習得が早く、取得後すぐに活かせます。
私が診断士を選んだのも、小規模M&Aで会社を経営した経験、営業職での法人対応の経験が、経営支援という診断士の仕事と接点があると感じたからです。
本業との接点がある資格は、勉強内容が「知っている話」と結びつきやすいため、理解が深まりやすいというメリットもあります。
基準②:取得後に具体的な使い道がイメージできるか
資格を取得した後の姿を具体的にイメージできるかどうかは、非常に重要な基準です。
「この資格を取ったら、こういう仕事ができる」「こういう転職先に応募できる」「こういう副業が始められる」という具体的なイメージが持てる資格を選んでください。使い道のイメージが持てない資格は、取得後に活かしにくい傾向があります。
基準③:勉強期間・費用が現実的に続けられるか
どんなに価値のある資格でも、取得できなければ意味がありません。
仕事・家庭の状況を踏まえて、現実的に勉強時間を確保できるかを確認してください。
私の場合は朝早く起きて勉強、電車の中でアプリを使って暗記するという生活を1年半ほど続けました。「続けられる学習スタイルかどうか」も資格選びの重要な基準です。
費用面では、教材費・受験料・スクール代を合わせたトータルコストを把握した上で判断しましょう。
目的別おすすめ資格(会社員向け)
転職・年収アップ目的
転職市場で評価されやすく、特定の業界・職種への転職に役立つ資格です。
宅建(宅地建物取引士) 不動産業界への転職・不動産関連の仕事に直結する国家資格。合格率15〜17%で難関ですが、取得後の求人数が多く転職市場での評価が高いです。
FP(ファイナンシャルプランニング技能士) 金融・保険・不動産業界への転職に有効。2級以上があると転職で評価されやすく、副業でのマネーアドバイス系サービスにも活かせます。
社会保険労務士(社労士) 人事・労務部門への転職・独立開業に直結する国家資格。合格率6〜7%の難関ですが、取得後の単価が高く独立も視野に入れられます。
中小企業診断士 経営コンサルティング・中小企業支援の国家資格。幅広い経営知識が身につき、転職・副業・独立のいずれにも活かせる汎用性の高さが特徴です。
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資格講座 | 資格スクエア副業・独立目的
資格をきっかけに副業・フリーランス・独立を目指す方向けの資格です。
FP(ファイナンシャルプランニング技能士) お金の相談・家計改善アドバイスなど、副業サービスとして展開しやすい資格です。cocona等のスキルマーケットでも需要があります。
キャリアコンサルタント(国家資格) 転職・キャリアに関する相談サービスを副業で展開できる国家資格です。人事・採用経験者との相性が良く、企業研修や個人向けコーチングにも発展できます。
中小企業診断士 中小企業の経営支援という独自の専門領域を持てる国家資格です。補助金申請サポート・経営コンサルティング・セミナー講師など副業の幅が広がります。
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キャリアコンサルタント養成講座なら【日本マンパワー】社内評価アップ目的
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ITパスポート IT系の基礎知識を証明できる国家資格。どの業種・職種でも評価されやすく、取得難易度も比較的低いため最初の資格として最適です。
簿記2級 経理・財務部門はもちろん、営業・管理職でも評価される資格。数字を読む力がつき、経営判断にも活かせます。
AI活用アドバイザー・DX推進アドバイザー AI・DXが注目される現代において、社内でのAI活用推進役として評価されやすい資格です。難易度が比較的低く、取得しやすいのも特徴です。
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SMART合格講座 公式サイトはこちらまとめ|資格選びは「目的→基準→情報収集」の順番で進める
この記事で伝えたかったことをまとめます。
- 資格選びの失敗は「何を取るか」から考えてしまうことが原因
- まず「何のために取るか(転職・副業・社内評価)」を決める
- 選ぶ基準は①本業との接点②取得後の使い道③現実的に続けられるかの3つ
- 転職・年収アップ目的なら宅建・FP・社労士・中小企業診断士
- 副業・独立目的ならFP・キャリアコンサルタント・中小企業診断士
- 社内評価アップ目的ならITパスポート・簿記・AI活用アドバイザー
「何を取ればいいかわからない」という状態のまま時間が過ぎるより、まず目的を決めて資料請求という小さな一歩を踏み出してみてください。
→ あわせて読む:[資格を取っても意味ない?取得前に知っておくべきこと|診断士の本音]
→ あわせて読む:[資格の勉強が続かない人の共通点と対策|挫折した私の体験談]


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